[コメント] ふたりの男とひとりの女(2000/米)
この作品は吹替版が面白い。(06・7・27)
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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ジム・キャリーの二人の人格がとても上手く演じ分けられていました。(声優サンが上手い)字幕で観た時はそんなにピンと来なかった作品なのですが面白い映画でしたね。日本人は恐らくアメリカ人の70%ぐらいしか笑えてないと思います。差別が御法度というか不謹慎の日本は息苦しいのでこういう映画をもっと見た方が良いんじゃないでしょうか。ロードアイランド州というアメリカで一番小さい州が舞台というのもファレリー兄弟のマイノリティ精神なのでしょうね。
ロードアイランド州は白人が8割以上を占めているそうです。最初に出てきた黒人の小人などは殆どいないのでしょう。ファレリー兄弟は人々が信じている正義感を皮肉る事で現実を描いています。普通の人は「俺のこと差別しただろう」なんて言いませんからね。弱者へのやさしいまなざしが悪趣味の裏に隠されているのです。それにしてもレニー・ゼルウィガーを「レモンを噛んだような顔」とはよく言ったものですね。
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