だって鬱々ダラダラ腹立つんですよ。感情移入できないとか言いつつ、近親憎悪に近い感覚もあったのかも知れません。割とボーッとしてる演技だから、悩みも伝わり辛いし。

ってことで必然的にアンジェリーナ・ジョリーを応援。別に敵味方じゃないから応援も何もないんだけど。で、いい役もらったなぁなんて思って観てたらあのクライマックス！　何だこれホラー映画だったのか!?

あそこで恐怖が必要な必然性はわかる。けどあそこまでやるこたないでしょ。追っかけてくるのがアンジェリーナかジェイソンかわかんなくなる。精神の問題を扱うのに、「暗い地下室」とかの「状況」で恐がらせちゃ反則だよ。急にウソ臭くなってしまいました。

お話自体には重みもリアリティもあって、悪い映画じゃないと思うけどね。