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[コメント] グリード(1925/米)

シュトロハイムの作品に登場する人物は総て欲望に余りにも忠実に生きている。この作品はその傾向が余りにも顕著で、背筋が寒くなった。自身名俳優であるシュトロハイムは俳優を演じさせるのにも天才的だ。
りかちゅ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







どんどん所帯窶れしていくトリナ、死の砂漠を彷徨う二人の男。銭ゲバ女というキャラを最初に描いたのもシュトロハイムであろう。ここまで来るとリアリズムも怪談の域である。

(評価:★5)

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このコメントを気に入った人達 (2 人)甘崎庵[*] ジェリー[*]

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