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[コメント] キートンの恋愛三代記(1923/米)

3つの時代にて、3つの衣装を着たキートン。どれを取ってもまさにキートンであることが面白い。
Keita

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







 石器時代の衣装を身に着けても、ローマ帝国時代の衣装を身に着けても、一切表情を変えないキートンは、キートン以外の何者でもないのであります。遠く離れた3つの時代をまたにかけても、同じ面白さを発揮できるところに感心する。どの時代のエピソードにしても、一番最後の略奪愛に至る過程には畳み掛けるような面白さがある。

 現代にて教会から花嫁を連れ出すシーンは、マイク・ニコルズ監督の『卒業』にそのまま通じていますね。

(評価:★4)

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