[コメント] 踊る結婚式(1941/米)
お世辞にもストーリーがいいとは思えないが、リタ・ヘイワースの可愛さとダンスの動きのよさはよかった。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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いつものフレッド・アステアの映画のお決まりパターンのストーリーで展開していく恋愛ドラマ。
さすがにラストで結婚まで結びつけるのは無理があったと思う。
今回の映画でのダンスシーンはいつもになく動きが軽やかでダンスのパターンも毎回違うのでアステアのファンなら色々なダンスを楽しめると思う。
内容的に見てもロバートとシーラは最初はどう見ても対立しているのだから、ヒロインをジンジャー・ロジャースから変えただけのような印象も受ける。ロバートが軍にいってからの展開はストーリーの唐突さもあるがテンポが悪く実に退屈。敵の行動パターンもちょっと雑すぎ。
しかしヒロインのシーラ役リタ・ヘイワースは慣れないコメディでミュージカルなのに序盤で圧巻のタップを見せてくれたのには感心してしまう。また、色気を出していても可愛らしさのあるヒロインとして演じているのも演技の器用さが感じられ素晴らしい。出番は少ないがリタのファンならはずせないだろう。
映画としては内容はともかくとしてリタ・ヘイワースのファンなら出番の少なささえ気にならなければはずせない映画だと思う。
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