[コメント] 踊る結婚式(1941/米)
ミュージカルとしては、曲に魅力があんまり無かったね。(05・5・17)
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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オープニングが粋やね。興行主マーティンロバート・ベンチリーが、自動車に乗ってるの。「徐行してくれ」ゆっくりキャメラ看板を写していく。この映画の主役フレッド・アステアとリタ・ヘイワースの立て看板。スタッフ、監督、みんな看板に書かれて紹介されるんやなぁ。
これはジャック・タチの『ぼくの伯父さん』のオープニングの工事現場と似とるね。あの映画もエスプリの固まりみたいな映画だったもんなぁ。
ロバートフレッド・アステアは、ブロードウェイの振り付け師なんやね。マーティンロバート・ベンチリー良かったね。コーラス・ガールのシーラリタ・ヘイワースにダイヤのブレスレットをプレゼントして気を引こうとするの。
この映画がミュージカルとして、中途半端な印象を受けるのは、ストーリーに凝りすぎて「歌と踊り」を疎かにしてる所やね。
二人でタップダンスを、カタカタ踊る所なんかは、すごく良かったね。ラスト近くになっても“SO NEAR AND YET AND SO FAR”ぐらいで、名曲が殆ど無かったなぁ。これはミュージカルとしては致命的やね。
リタ・ヘイワース22歳。フレッド・アステア42歳。年齢が離れていても構わないけど、ラストの結婚式も納得できなかったね。リタ・ヘイワースどう見ても納得しとらんでしょ?
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