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[コメント] 今年の恋(1962/日)

たとえお決まりの展開でも、いや先がみえみえだからこそ、ツボを押さえた職人的演出で、最後までニヤニヤ、ハラハラと楽しませるラブコメ。『お嬢さんに乾杯』(49)でもそうだが木下恵介の男女の鞘当ては上品で「やりすぎ感」がなく深刻にならないのが好い。
ぽんしゅう

東山千栄子の愚痴と電話ギャグ、三遊亭円遊浪花千栄子夫婦のアンチエリート的達観、若水ヤエ子の田舎乙女ぶりと、脇を固める芸達者たちの笑いのスパイスも好く効いている。

(評価:★3)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)けにろん[*]

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