「精神が腐敗し、肉体が勝利するとい人間のありさまに神も見離し沈黙する」・・と言う意味だと書いてあった。 果たしてそうなのだらろうか？

３人が旅をしてるのは架空の国、そこでは言葉も通じない不安。列車の窓の外には戦争の恐怖をおもわせる戦車という鉄の固まりが在る。ホテルをあるいてっみると出会うのは小人たちのサーカス団。総てが自分の意志ではどうにもならない、不安な世界。 少年ヨーハンのまわりには、感情と言う名の妹と知性と言う名の姉。

私はこう解釈した。 不安がいっぱいの外の世界、そこはドラゴンワールド。 そこに一歩を踏み出し、その世界で行動するとき自分は自分で判断をくださなければならない。そのとき自分が判断する基準となるのはそれまで自分がみてきた感情と知性であり、どちと一緒にその世界に踏み出すのか・・？ それを決断するとき、神は沈黙し、だれも答えをだしてくれない。それこそは己で選択するべきものなのだ・・・。

そういうふうに理解したのだけれど・・・・。