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[コメント] バトルフィールド・アース(2000/米)

おいおい、瞳の、美なることキッドマン級、知なることジョディ・フォスター級、悩めることヘレン・ハント級のカンヌ女優賞のマリー・ジョゼ・クローズが信じられないような端役で出てるぞ!お前ら何も判ってねーな!いや判っていたと言うべきか・・・
スパルタのキツネ

トラボルタの入魂?のこの作品とは、一生縁が無いだろうと思っていたけど、2003年のアカデミー外国語映画賞作品『みなさん、さようなら』で、カンヌ女優賞を受賞した私の大注目の女優マリー・ジョゼ・クローズがハリウッドに進出した作品との情報をキャッチして、観ることとした(シネスケを含め、日本のほとんどの映画サイトではキャスト登録されていない)。

原人スタイルの彼女に驚いた。あの瞳は一目でマリーと判る。ヒロインよりも圧倒的にきれいじゃん(数カットだけの登場、全部で十秒ぐらいだと思う、彼女のものと思われる台詞は一言"What is going on?"だけ)。創り手に見る眼がないのは良しとして、マリーにサイクロ人の格好をさせなかったことは、まじで感謝したい。 ラジー賞を総なめした本作以降、(これに嫌気が差したのか?)彼女はハリウッドの映画に出ていないわけだが、ハリウッド色に染まらずに、仏・カナダ映画で遅咲きながら開花した今の彼女を思うと、幸運だったと言うべきか。もともとカルトな作品ではあるが、マリーファンにとっても記念碑的なカルト作品となった。

作品は結構楽しめました。トラボルタ、ペッパー、ウィティカーなどの一流どころ(私に言わせればマリーこそホントの一流)が真面目に演じているのは好感が持てます。

(評価:★3)

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