[コメント] クレイドル・ウィル・ロック(1999/米)
タイトルはひょっとして「(権力の)ゆりかごは搖れる」ということ?演劇や芸術とは何か、階級対立が激化する中でどのように扱われるかを、オーソン・ウエルズやら、ロックフェラーや新聞王、鉄鋼王など実在の人物が登場して描かれ、なかなか楽しめた作品
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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圧巻は、ラストのミュージカルのシーンである。劇場を封鎖されても前向きに、そして明るく楽天的にミュージカルの上演を強行したウエルズもよかったし、それを明るく素直に応援した鉄鋼王夫人などいずれも個性的で魅力的だった。
そしてミュージカルのシーンで俳優が次々と歌いだすシーンは、「お約束」とはいえ、感動的で力強い、素晴らしいシーンだった。「お約束」だけにあそこまで仕上げた出来ばえは見事であった。見てよかったといえる作品。
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