[コメント] ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000/英=独=米=オランダ=デンマーク)
「Silly Selma!」まさに歌の通り。それで子供は幸せなの?質の高さは認めるけど、二度と見たくない、苦手な映画。「最後まで見なければ…云々」って台詞が皮肉に思えてくる。そう、最後まで見なければ良かった。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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手ぶれを起こし、わざとぎこちなく編集されたシーンの繋ぎ方など、ホームビデオを思わせる。だけど、クリストファー・ドイル好きの私でも、顔のアップを行ったり来たり撮る手持ちカメラの映像は疲れるだけで(それがセルマの世界を表していようとも)、全くビジュアル的に良いと思えなかった。そして、何もかも裏目に出るセルマの行動にイラついてしまった。歌の台詞に「バカなセルマ」ってあったけど、ホントにそう。移民のセルマには、彼女を金銭的に救ってくれる手段がなかったんだろうけど、セルマの決断が子供にとって幸せなことだったの?母親が「身勝手で残忍な人殺し」の罪で死刑になって、自分は目が治って、それで嬉しいか?手術費の出所に疑問を持てば、母親が自分のために、あえて死刑の道を選んだことが分かるだろう。自分のために母親は犠牲になった、それを「感謝」できるだろうか?私が子供だったら、母にそんな決断して欲しくない!
映画として質も高いし、ミュージカルを織り交ぜた構成は面白く、この手の映画を否定する気はない。でも、話は本当に苦手。不条理な出来事、不可解な裁判、純粋さと愚かさ紙一重の主人公。あまりに哀しい結末。二度と見たくない。
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