[コメント] 第三の男(1949/英)
観覧車のシーンは秀逸
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
ホリーはやたらおしゃべりで、警察にすぐチクるわ、門番がしゃべったことをバラすわ、で、オイオイ情報ソースは秘密にしよーぜ、という感じでサスペンスとしてはあまり楽しめなかった。
しかし、講演会でのホリー、ホリーとハリーの観覧車での対峙などに代表される‘人間’にフォーカスされるシーンなどは秀逸だ。サスペンスが展開される中で怪しげに見える人々。随所に挿入される表情に迫ったカットは素晴らしい。サスペンスというよりも人間ドラマ。
「イタリアではボルジア家30年の圧政の下に、ミケランジェロ、ダヴィンチやルネッサンスを生んだ。スイスでは500年の同胞愛と平和を保って何を生んだか?鳩時計だけだ」
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (1 人) |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。