[コメント] 13日の金曜日 PART6 ジェイソンは生きていた!(1986/米)
落雷程度で死人が生き返るなら、今頃世界は死者の王国になってるわい。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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前作『新・13日の金曜日』(1985)に続き、成長したトミー少年が主人公(3作連続に登場するが演じてる役者は全員違う)。前作で怯える一方だったのが、今回はいきなりジェイソンを掘り出して自らのトラウマを消し去ろうとする。はっきり言えば、無茶苦茶無意味なことをやってるとしか思えないが、落雷程度で生き返るジェイソンの設定も凄い。
折角死んでるのに起こされるジェイソンの方も迷惑極まりないだろうけど、その程度で生き返るんだったら、今頃世界は死者だらけになってると思う。
それに又、折角復活しておきながら、やってることが全然変わってないんだよな。復活前と違ってるのは、ますます怪力になってること(もはや殺人鬼と言うよりパワフルなアンデッドと言った方が近い)と、露出度が格段に増したことくらい。殺し方とかバラエティにますます富んでるが、その分怖くなくなった。
『13日の金曜日 完結編』(1984)であれだけ個性発揮したトミー少年も、成長したら普通の青年になってしまったのも勿体ない使い方。オタクはオタクで突っ張れよ…この時代ではまだ無名だったティム=バートンに監督やらせてみたかったな。シリーズ中最高作品になり得ただろう。
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