いかにもタランティーノ好みの荒唐無稽なお話。死んでいく生徒達に感情移入するようなおセンチな映画じゃないと思う。私が見た生徒達はみな嘘っぽくていかにも演技してますって感じだった。あんな風に友達どうしで会話するとも思えないし、特別参加の高校生の設定もやたら漫画的に見えた。だから、私は割り切ってコミック見ているつもりで楽しんだ。やたら迫真の演技で真に迫る映像で殺し合いをされるような映画だったら吐き気がする。そんな映画だったら絶対に見ないはず。評価も大きく変わってくると思う。脚本をステーブンキングに頼むとそんな映画になりそうな。うへぇ、想像したくない。