[コメント] リービング・ラスベガス(1995/米)
酒飲みのエリート。
普通、どこかで体がぶっ壊れて、これ以上飲めなくなるものなのだが、稀に死ぬまで飲みつづけられる人がいるらしい。言わば、ベン(ニコラス・ケイジ)は酒飲みのエリートであって、私も以前はよく憧れたものだが、こんな風に描かれてみると、それはそれで決して羨ましい境遇という訳でもないんだなと。まあ、私としては、お酒はほどほどに、週に二回は休肝日、を守って飲み続けることとしよう(出来ればね)。
元｢息子の嫁にしたい女優�癸�(そんな調査が向こうにあるかどうか知らんが)｣エリザベス・シューが、うらぶれた娼婦役で出てるというだけでも驚きだった。女優業を長く続けるって大変なことなんだなあ。彼女、頑張ってた。
それにしてもケイジは本当に幸せそうな顔して酒を飲む。アルコールのもたらす陶酔感を、よく演じていたと思う。退廃を嫌味なく演じる役者たちに乾杯！(と言ってまた飲む)
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