[コメント] 暗殺の森(1970/伊=仏=独)
列車内でジュリアとマルチェロがいちゃつくシーンはあまりに幻想的でエロティックだった。差し込んでくる夕陽とガラスの写り込みの美しさにため息。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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全編にわたって光が効果的に使われている。もちろんそれは「洞穴の住人」の比喩との関連でとらえられなければならない。洞穴の住人たるマルチェロとその外の住人であるクアドリ教授という対比、これを強調するものとして光がつかわれているのである。
しかしドミンク・サンダは素晴らしすぎた。その肢体の美しさ、そして暗殺シーンでの血まみれの顔面、これらがなければこの作品はただのキレイな映像作品に終わっていただろう。
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