[コメント] パープル・レイン(1984/米)
押さえに押さえた台詞の少なさが功を奏していい感じ。無駄なシーンもいっぱいあるけど、ライヴシーンに移るときの違和感がないし洒落た演出も随所にあってちゃんと映画として楽しめる。郊外の湖がここまで似合わない人たちも初めて見たけどね。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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モーリスたちが「アポロニアが店に来たときの合い言葉を決めておこーぜ。」と相談してる場面や、ウェンディたちに「テープを聴け!」と言われてキッドが器用に腹話術で応酬してる場面とか、湖デート(なのか?)の後でずぶ濡れのアポロニアをバイクに乗せるときのキッドの(ガキっぽい)いたずらとか、ライヴ前の異常に静かな控え室におけるバンドメンバーのオロオロぶりだとか、ライヴが終わった後のキッドの(本当にわかりやすい)一喜一憂ぶりだとか。
ちょっとだけジャームッシュ的な匂いもあってよい感じだったよ。
ただ、いきなりあんな地下の部屋に通されて女がすすり泣くようなテープ聴かされたりしたら私だったら怖くて逃げるね、ということと、おいおいアレなら普通は即死だろ、なんで助かってんだよ、というところはちょっと引っかかったかな。なんて、実はどうでもいいんだけど♪
追記:
どうもこのページの定番らしい私のお気に入りアルバムコーナー。「ジャケが怖くないから」という理由も込みで「アラウンド・ザ・ワールド・イン・ア・デイ」でもよいですかね。あ、「1999」も怖くなくていいです。
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