[コメント] 自転車吐息(1990/日)
閉塞状況から逃れ得なくば人は逃避し破壊し、さもなくば自壊する。自壊男に殉教する男が縋る「透明ランナー」は所詮幻影。妹が「ざけんじゃねえ」と街の喧噪に突き進むのが救い。青臭くてたまらん部分も多分にあるが後半、特に大晦日の彷徨以降は冴えまくる。
(けにろん)
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