[コメント] カビリアの夜(1957/伊)
カビリアの恋をめぐる物語には、どこか現実感がなくおとぎ話のような浮遊感が漂う。きっと彼女の足下と現実の間には微かな隙間があるに違いない。マシーナのマリオネットのような表情と身のこなしも、フェリーニの操る記号のひとつだと考えれば合点がいく。
(ぽんしゅう)
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