[コメント] 嵐を呼ぶ男(1957/日)
日本映画の黄金期を象徴する一つのプログラムピクチャーのスタイルがここにある。映画製作を再開した新生日活。裕次郎という肉体と才能。画面のカラーワイド化。様々な要素が呼応し合って、映画そのものが瑞々しい輝きとパワーを放っている。
この作品が公開された翌年(58年)には、日本の年間映画観客数は11億2千万人を超えピークに達する。これは、当時の日本人ひとりが一年間に12回映画館に足を運んだことになる数だそうだ。ちなみに02年の年間観客数は、文字通り一桁違って1億6千万人。
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