[コメント] イディオッツ(1998/仏=伊=デンマーク=オランダ)
ドグマ手法によって映し出されるいびつさもさることながら、「事後」のインタビューシーンを挿入するあたりはジャン・リュック・ゴダールの『中国女』を思わせる。この小集団の奇異さよりも、それらを呑み込む「社会」「家族」という(大)集団が個人を押し潰す瞬間のほうがより奇異に感じさせる。
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