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[コメント] 或る夜の出来事(1934/米)

男(クラーク・ゲーブル) の傲慢さと、女(クローデット・コルベール)の強情さを推進力に、映画は走り続け、付かず離れずの掛け合いの妙が傲慢を信頼に、強情を可憐にすりかえる。再び二人を走らせる富豪親父(ウォルター・コノリー)の粋なこと。
ぽんしゅう

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







船の幽閉。長距離バスへの乗り合い。ぎくしゃくとした車中と乗り遅れ。雨のモーテルのジェリコの壁。ニセ誘拐話と脅迫。ニセ夫婦喧嘩。川渡りと藁ベットでの野宿。ヒッチハイク合戦。記事の売り込みとすれ違い。結婚式の大団円。どのシーンも完璧。

(評価:★5)

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