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[コメント] 犯罪王リコ(1930/米)

アル・カポネを主人公にして当時公開された『民衆の敵』、『暗黒街の顔役』、本作品は世論を動かしFBIを動かしアル・カポネの逮捕にまで至りそして『アンタッチャブル』となったことを思うとハリウッド食物連鎖といったところか。このチャッカリ者!
TO−Y

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







「暗黒街の顔役」の主人公はアル・カポネの人物像とかけ離れているけど・・・

すべてのギャング映画にみられるエンディングは「剣をもって・・・剣で滅びる」になるんですね。それがギャング映画の醍醐味でもあるんだろうね。

あまり映画に詳しくない方がこの映画を見て数年経つと記憶の中ではエドワード・G・ロビンソンはジェームズ・ギャグニーだったと錯覚しちゃうんじゃないだろか? ギャグニーだったらどうなっただろう?なんてのは愚問でだいたい想像できちゃいますね。エドワード・G・ロビンソンいい役者です。

アメリカでは本作が公開された30年から日本では60年代からヤクザ映画ブームが起こりましたが日本では山口組(特に田岡組長率いる)がいたようにやはりバックグラウンドには“ホンモノ”がいたからこそムーブメントを起したんでしょうね。

(評価:★3)

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