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[コメント] 小説家を見つけたら(2000/英=米)

作品の流麗に街を捉えた映像が非常に印象的で胸に残る。コネリーが演じると役柄も、その存在感で非常に威厳に満ちリアルに感じられる。黄昏に自転車に乗ってハーレムを駈けるコネリーの姿が記憶に残る。
TOBBY

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ブラウンパキンの演技もコマーシャル過ぎずに素朴で自然。同じ系譜の『グッド・ウィル・ハンティング』が鼻につく演技と作為に満ちあふれたストーリーで辟易した分、本作は主人公の素直な惑いや、感情表現が表現されていたし、作家らしい複雑さをコネリーが好演。敵役のエイブラハムが、これまた本当に嫌な役を存在感見せて演じている。パキンがずば抜けて目を引くヒロイン像では無いのも好感。脚本自体は想像もつくし目新しさは特に無いのだが,丁寧に物語を追う姿勢と描いている世界に好感が持てる。個人的にはハーレムの空気感の伝わるロケーションを捉えた映像に引き込まれた。見終わって暫く経つが、未だにコネリーが自転車で駈けた街並や、彼の住んでいたデコラティブなアパートメントや、トラッドな匂いのする高校の講堂など鮮やかに思い浮かぶ。心の片隅にふと残る。そんな作品。

ボビー・フィッシャーを探して』、『フィールド・オブ・ドリームス』なんかが好きな人は気にいるかもしれない。 それにしてもアメリカにおいてサリンジャーの影響は絶大なのだと、つくづく実感。

(評価:★3)

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