[コメント] 小説家を見つけたら(2000/英=米)
うならせますね、ジョーン・コネリー。(2011/05/23)
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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まさか主人公の青年がまったくの未経験者だとは知りませんでした。
ガス・ヴァン・サントというと、どうしても『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』の印象が強いですよね。
で、この映画もあの『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』に近い存在といえるような気がしますね。
あの映画は数学、この映画は文学。
その素養とか才能とかは、誰かが認めてあげないと育たない。育まれない。
そしてこの映画ではその存在がサリンジャーを思わせる『ショーン・コネリー』扮する老小説家だったというわけです。
この映画の素晴らしいところは、脇を固める役者もいいんですね。
F・マーレイ・エイブラハムとかアンナ・パキンとか。
主人公が役者として初めてスクリーンに登場したというのにまったく違和感を感じさせない。その分、周囲の役者の上手なこと。
お話としては地味な映画かもしれませんが、そんな豪華さを感じさせる素晴らしい映画だったと思います。
2011/05/23 自宅
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