[コメント] 現金に体を張れ(1956/米)
まさにジ・エンド
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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あれほどラストのTHE・ENDの字幕がしっくりくる映画はない。まさに主人公もあそこでジ・エンド。
はっきりいってどんな映画だろうが、例え思い入れが強く、5点をつけているような映画でさえ、ストーリー、ひとつひとつの場面にツッコミどころがあるものである。ところが。ところがである。この映画にはツッコミどころがない。これは悪い意味ではなく、すべての場面がそれぞれの意味をもちながらひとつのストーリーを構築しているのである。
いままではキューブリックが完璧主義者といわれていてもいまひとつピンとこなかったが、この映画をみて激しく納得。まさに完璧な映画である。
あと、パルプ・フィクションがけして新しい映画ではなかったことも知った。
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