[コメント] 八日目(1996/仏=ベルギー)
健常と障害の区別や定義はともかく、どちらもそれぞれの立場やステージで、問題を抱えていたりいなかったり。でも人として普遍性ある”大問題”ってなんだろう?
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
ふむ、障害者本人が主役を張っている、というのはこの映画の見所のひとつなワケだが、彼らのありようをうまく描いている以外は、障害者問題そのものを扱った映画というわけではないようだね。 二人の出会いとふれあいを一種のファンタジーとして見立てたときの落としどころとして「愛すること」と「必要とされていること」を”大問題”としているわけだ。
表現がストレートで、屈託ない態度のジョルジュとその仲間達は、時に困った状況に陥ったり、誰かが責任をとらなくちゃならない事態になったりもするが、それは生活していくこと(生きること)に一所懸命な彼らなりのスキルなのだと思う。それだけにあのラストはいただけない。いくら映画だとはいえ、彼らはああいう手段は選ばないと思う。
施設職員の言動と行動マヌケすぎ(ある意味、もっともリアリティある)。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (0 人) | 投票はまだありません |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。