原作に劣ることのない内容。＋αで加えられた点があるが、それが逆に新鮮になっている。２０分という短い時間にも関わらず、言ってみれば起承転結が成されており、エンディングまでのくだりが上手い。製作側の熱意が伝わるし、原作者である藤子・Ｆ・不二雄のセンスを感じ取ることができる。真面目な文章になってしまってますが、本当にそんな印象を受けます。

この作品を観て、原作を読んでみたい！と思った方、いますよね？自信を持ってお勧めします（笑）自分も、こののび太の結婚前夜を観ようと思ったきっかけが原作を読んだことが理由です（＾＾；てんとう虫コミックスの第２５巻です。必見。笑。如何に原作が素晴らしいかがわかると思います。

「あの青年は人のしあわせを願い、人の不幸を悲しむことのできる人だ。それがいちばん人間にとってだいじなことなんだからね。」