ドラえもんが好きだ。

藤子Ｆ不二雄が好きだ。

手塚治より何倍も好きだ。

そのあたりはブルース・リーよりジャッキーが好きなのとよく似ている。 単に世代の問題もあるかもしれないが、 手塚やブルース・リーがあくまで善人、超人を描き、 アトムがどこまでも善人、リーが無敵の男なのに対し、のびたやドラえもん、ジャッキーは未熟で弱い。へたれでついつい自分の弱さに負けてはズルしたり、痛い目に会う。 しかし、彼らはなんとかそれを乗り越える。 そこに僕はこの上なく「人間」を感じ、親しみを覚えてしまう。 僕自身がとても未熟な人間ゆえに、善人や超人を見ても、「すごいなぁ」で終わってしまうのだけど、彼らを見ていると「俺でも頑張れば、、」と希望を見出せる。 僕にとっては最大の人間賛歌です。