[コメント] コード(2000/カナダ=米)
発狂寸前のジェニファー・ティリー!演技でギャロを負かせ、歯車の噛み合わない女性をここまでリアルに演じる彼女。侮れない女優だ。話はとても現実味を帯びていて良い。現代医学の盲点をスリラーという形で表現した隠れた秀作。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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確かに、現実に起こっても何もおかしくはないストーリー。もしかしたら既に起きているのかもしれない。人工授精の盲点を恐ろしく突いている。これは間接的な風刺かもしれないし、ただの事例なのかもしれない。いずれにしろ、上手く表現された作品。IMDbにおいても採点数が少なかったりと、映画界においても盲点な位置付けがされている作品のような気もする…。ギャロの突然の殺害には唖然としたが、肩透かしを食らったような気はしない。なぜなら、この映画においてジェニファー・ティリーがギャロの妻を演じて見せたという点が、強力な渋めのスパイス、最大の要点になっていると思うからだ。ギャロよりもティリーに注目してほしいところ。
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