[コメント] ユリョン(1999/韓国)
副艦長202は異常者なのか?正常者なのか?それとも韓国の国民の声を代弁をしているのだろうか・・・?
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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沖縄に核攻撃をして祖国の屈辱の歴史を一瞬で変えたい副艦長202と、血で血を争う歴史に終止符を打ちたい少佐431。副艦長202を精神異常者と片付けるのは簡単だが、仮にその感情が大韓民国の国民の根底にあると思うと恐ろしい。日本人として、報復攻撃による争いを避けようとしている431の姿が大韓民国の良識と信じたい。
この作品はユリョンと呼ばれる”潜水艦の内部のみ”で物語りが進行する。この閉鎖空間だけでの物語進行では、タイトルに即した正体不明の幽霊船と言う設定が活かされてこない。対馬海峡に現れて日本の潜水艦を撃破したユリョンに対して、日本政府と韓国政府が互いに牽制し合う部分も見てみたい。これこそが正体不明の潜水艦を出す事の醍醐味だと思うのだが。
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