[コメント] セシル・B ザ・シネマ・ウォーズ(2000/米)
ハリウッドに叛旗を翻していた監督は、まわりまわって叛旗を翻していた連中をも虚仮にし始めている。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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愛情の裏返しか、はたまた単なる天の邪鬼か、それとも映画を取り巻く人間達にうんざりしたのか。
この作品は、普通に観れば映画バカを応援する映画ともとれるし、それを受け付けない現代ハリウッド拝金主義的社会への警鐘ともとれるが、別の見方をすれば自虐的なまでに逞しくなった映画バカを称するマニア達を盛り上げているようで、その裏で舌を出しているようにも見える。
まぁ、作り手が楽しめる映画を作り続けたら、もっとひねった映画を撮りたくなるだろうね。その結果がこの作品だとしたら、見事だと思う。
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