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[コメント] 女囚701号 さそり(1972/日)

梶芽衣子の刃物のような視線を得て伊藤俊也の文字通り劇的な演出が冴え渡る。「恨み」の化身として絶対的な個となった松島ナミは、対するものが刑務所や警察であれ、女囚や麻薬組織であれ、全ての集団とシステムを破壊する。時代が生んだヒロイン。
(★4 ぽんしゅう)

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