特に親子の感動劇に涙する事は無い。

只その中の過去、現在、未来へと流れる、いつまでも続くであろう時間の流れに癒される。（すみません癒されるなんて言葉使って・・・・）

それほどにこの映画の中に流れる時間は美しく優しいモノだ。

只々、手紙を配る事に半生を割いてきた父親、 その父親の姿を充分に知らないまでも父親と同じ職業についた息子、 自分の息子や孫達と別れてしまい目が見えなくなってしまいつつも手紙を待ち望む老婆、そしていつまでも限りなく変わらないであろう緑の山々、

その全ての中で流れる時間が時に残酷でもあるが、美しく優しい。

直球勝負の映画ではありつつも、その美しさ優しさに心掴まれてしまいました。

はぁ、のほほん♪