[コメント] 崖(1955/伊)
フェリーニは人間味のある「バカ者」を描くのが上手い。ついホロッと同情を買うシーンはあるがしょせんチンピラである。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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最後のシーン、体の不自由な娘に同情したか、金は持ってきてないと言い張るアウグスト。仲間に調べられ靴底から大金が見つかる。当然金は取られボコボコにされたあげく捨てられてしまう。
なんだかんだ悪人はやっぱりサイテーなヤツである。僕はてっきり金は本当に置いてきたと思っていた、そういうオチだと思っていた。しかしちゃんと隠してあった。本人はあとで返しにいこうと思っていたのか、いいやきっと気が変わって「次の日返そう」といい酒を飲みきっと忘れるに違いない、そんなヤツである。置くなら最初から置けばわざわざ戻る必要も無いし、そもそも実際金は仲間に奪い盗られていった。
崖からなんとか這い上がろうとした時、小さな子供たちに遭遇し助けを呼ぶ。その声は限りなく小さく子供たちに届くはずが無い。アウグストはそのまま息絶えるだろう、当然の報いだ。しっかり死んでくれ。
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