テレビ朝日「虎ノ門」で美保純がこの映画で号泣して以来、ずーと高円寺のTSUTAYAではレンタル中。やっと見れました。確かに今まで見た『クレヨンしんちゃん』シリーズの中では、最高の作り込み。特にギャグに関しては見事と言うほかありませんね。

愛車トヨタ2000ＧＴを傷つけられて「トサカに来るぜ（byケン）」、自転車で配達中の蕎麦屋が衝突で転ぶのを見て「昔のアニメ以外ではじめて見たよ（byひろし）」など、緊迫したシーンでのギャグ。緩急のタイミングや笑えるほどきめ細かな1960〜70年代の描写などは、見ごたえ十分でした。（ケンの愛車が2000ＧＴで雑魚キャラがスバル360というのも笑えますね）

ただ、こりゃあ子供には分からないよ！

30代前半の僕でぎりぎり。ひろしの世代（万博のあった年に5歳だとすると37〜38歳？）から、美保純の世代（処女作「制服処女のいたみ」が1981年だから40代前半？！）が多分ジャストフィットの話でしょう。僕もモロその世代だったなら、★5つつけたのでしょうか。