[コメント] 幼なじみ(1998/仏)
これほど裏切られ続けた映画はなかなか無い。DVD買いですな(注:カワイイからだけじゃぁないよ。いやカワイイおっぱ(自粛))。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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ナンに対しても基本的に疑って掛かる。あるいはモノゴトの裏を読む。人の話や態度を鵜呑みにしない。そんな風に育ってきて(学んできて)幾年月…。って、36年だよ。ま、歳はともかく、というか、歳は関係ないよ。って自分にツッコミ入れたってなあ。
もとい(って語源は軍隊用語で「元い」って事で「言い直し」とか「やり直し」って意味の号令らしいから、別に使ってて間違ってないんちゃう?って誰に解説入れてんだ?)、「映画」という作られた世界の中で、とかく「普通じゃない人生」にされてしまいがちな映画の主人公達。映画をそこそこ見ている人にとっては、えてして「まっとうな主役」に絡む、冷たい社会、家族、政府と、人生に波風を立ててこそ、感動の幅を感じるもんだと思っているのではないか。まあ、簡単に言えば、自分もそうなんすが、そんな意味で、この映画に出てくる人達の、なんとまあ「普通な」事か!主役も普通だが家族も偶然知り合った人達も普通だ。なのに、こんなに人生を見せる事って出来るんだなーなんて、しみじみ思いましたです。
個人的には一人でサラエボに向かったお母さんに「一番頑張ったで賞」をあげたい。
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