[コメント] ココニイルコト(2001/日)
ココニイルと言う感傷的ながらもつたなく優しい感覚。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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仕事がウマくいき、人に認めてもらえればココニイルコトを感じる事が出来る。
物事に価値をつけ、それで人と共有し勝負する事でココニイルコトを感じる事が出来る。
いつも行ってる店で、いつも買わずにいる蛙の置物があると、自分以外にコレに目をつけている人がいないんだなぁ、思いココニイルコトを感じる事が出来る。
プラネタリウムで星を見ると、自分が星達に見守られていると思い 自分がココニイルコトを感じる事が出来る。
もちろん、昼間に窓から見上げた壊れたトタン屋根を見てもココニイルコトを感じる事が出来る
誰でも、自分の中にある密やかな楽しみで、自分がココニイルコトとを感じる事が出来る。
もちろん、蛙に非売品の看板をつけることにより、客の反応を楽しむ親父もそれを感じている。
哀しい事があっても、「ま、ええんとちゃいますか」で自分を前向きに押しだそうとする事が出来る。
それがココニイルコトと言う感傷的ながらもつたなく優しい感覚だと思う。
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