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[コメント] 妻は告白する(1961/日)

ドラマとしてはさすがに時代を感じさせるが、増村保造のスタイリッシュな演出と若尾文子の演技を越えた存在感は時代を超越している。
ぐるぐる

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







終盤、ずぶ濡れの若尾文子がオフィスに登場する「伝説の名シーン」は、いまでも破壊力抜群のインパクトがある。川口浩が彼女から辛くも逃れられるのは、その「無神経さ」故だろう。

改めて観てみると音楽の使い方が案外ベタで、もし音楽に画面に匹敵する大胆さ、演技に匹敵する浸透力があったなら、もっとすごいことになっていたかもしれない。

(評価:★5)

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