[コメント] 千と千尋の神隠し(2001/日)
こんな夢、僕も見たことある・・・
右脳のツボをグイグイ指圧されるような映画。
だが作る方は右脳はもちろん左脳も発達していなければ
作れないはず。だから凄い。監督は「トトロ」に満足できず→
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
「トトロ」と「千と千尋の神隠し」に共通する素材の数々。
1.オープニングの引っ越しシーン(主人公の少女の反応は正反対だが)
2.両作にまたがって登場する「ススワタリ」
3.優しい理解者としての老婆“銭婆”
4.親を思う動機による子の思いつめた行動。
5.夕暮れから夜に移ろう時期の恐怖と焦り。
6.雨の降るバス停で、いつのまにかサツキの横に立つトトロと、 エレベーターの中で一緒になる“オシラサマ”(ふんどしをしめた大根のようなカミサマ) 自ら子供に話しかけたりはしないが、そっと寄り添い見守っている。
美しい自然環境と人間の善意、そして優しい異界の存在達だけに囲まれた「トトロ」 それはそれで完結されていると思うし個人的にも文句をつけたいなどと思わない。 この映画に出てくるものは全てが美しく優しい。 しかし、そのあまりに甘く美しいばかりのファンタジーだけでは 宮崎監督は片手落ちに感じたのではないだろうか?
現代(に限った事でもないが)の子供達が生きていく世界は決して美しく甘く優しいものばかりとはいえない。
醜い人間もいれば厳しい社会や現実がある、そんな世界の中でもたくましく生きる子供を描きたく願いを込めて 宮崎監督は本作を創ったのではないだろうか?
(お婆ちゃんの作ったキュウリと、ハクの差し出したおにぎりを食べるシーンはどちらも美味そうだがその切実さの違いがそれを如実に示している)
(評価:)
投票
| このコメントを気に入った人達 (2 人) | [*] [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。