[コメント] 憂鬱な楽園(1996/台湾)
周到に準備された照明のもとで行われる長回し。その中に現れるタバコの煙やサンドバッグの揺れ、フレーム内外への人物の出し入れ、鏡、風、雨。ここに挙げたのはほんの一例であり、観るべき部分は他にも無数にある。画面に関して言えば、退屈するカットなど存在しない。これで本人曰く失敗作だというのだから恐れ入る。
(赤い戦車)
投票
このコメントを気に入った人達 (1 人) | [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。