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[コメント] ノスフェラトゥ(1978/独=仏)

3.5点。ヘルツォークの描きたいものはいつも同じだ。(今まで見たところでの感想)
ころ阿弥

僻地。言葉のかよわない人々。異端の悲しみ。いかだ(?)。 困難フェチだし。

ベンダースやファスビンダーと比べると、ヘルツォークはアメリカにたいする関心が薄いように思われる。このあたりが映画のヨーロッパな雰囲気に表れているような気がします。 ファスビンダーがアメリカ人だったら、彼はもっと著名な映画人になっていたと思うが、ヘルツォークがアメリカ人だったらこれだけの傑作を作れなかったような気がする。 それくらい彼のヨーロピアンとしてのアイデンティティーが彼の作風に一つの流れを持たせているような気がします。

(評価:★3)

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