「朝、昨日の残りのカレーを食った」

ん？もう片方のポケットからも、はなまるカフェばりのポラロイドが…

「カレーライス」…だ。裏側に…

「夕飯はカレー」

あれ？体に入れ墨が…

「昼、ポークカレー」

「またカレーうどんを選んでしまった…」

「なにたべたいの？」「う〜ん、カレー」

と、俺ならこんな感じになるのかな？っていうか普段から前向性健忘症ぎみ

です。

映画はというと、前向性健忘症などという病気をしらなかった自分は見る前

からなんかナイスな設定だな、オイ。と思いオープニングから中盤くらいま

では一生懸命みてたんだけど、途中から睡魔に襲われガイ・ピアースのよう

に何度も何度も巻き戻して確認しながらみました。結論からいうと、もうひ

とひねり欲しかったな〜、おしいっ！！という感じです。全体的に丁度いい

くらいの難解さで、決して観客をおいていかないくらいの展開でいいんだけ

ど、ガイ・ピアースが前向性健忘症になったわけとか、もう少しあっても良

かったかなと…。ん？でもどらえもんオチだからそんなもんは必要無いのか

な？でも、傑作のにおいのする佳作ということで。★３.５