好アイディア、好みのキャスト、セリフも一々ふるってる。

なのに、おもしろくなかったなあ。

ところどころで笑いもしたし、アシュレー・ジャッドの姉が流産してしまうくだりでは、もらい泣きまでしたし、失恋して、慰めてくれたヒュー・ジャックマンと安易に寝なかったのも、よくあるパターンに流れなくてよかったと安心したし、マリサ・トメイの好演も印象的だし、エレン・バーキンの“マーフィ・ブラウン（褒め過ぎ？）”風の役も悪くなかったし、とにかく、好きになれる要素はいっぱいありました。

だけど、おもしろくなかったなあ。

オチが安易過ぎるだけではなくて、どうもこう、薄っぺらな感じが否めませんでした。

でも、嫌いにはなれないなあ。