普通レベルの映画でした。特に面白くもなければ、特につまらなくもない。近未来映像的にはキレイで良かったと思う。でも、他の映画の影響（『ブレードランナー』etc）があからさまなのはちょっと・・・。俳優に関してはゲイリー・シニーズにもう少し期待をしていたんだけど、結構普通だったので少し残念。　

　内容的には前半は結構面白かった。逃亡劇として興奮できた。でも、あとも似たことの繰り返しで退屈してしまった。もう少し工夫が欲しかった。ラストのオチは嫌いではないけど微妙な感じ残る。あのオチにするならマデリーン・ストウにもう少し出番与えてあげないと・・・。残念ながらオチに驚きはなかったです。

ちなみにラストについての個人的考察。ゲイリー・シニーズが何故爆発したか？おそらく偽物であることがバレたのが原因の一つと思われるが、あそこで爆発した理由はバレた瞬間に射殺されることを恐れたからではないか？実際、偽物と発覚したマデリーン・ストウがその場で射殺されているのをしっかり見ているので。異性人的には抹殺されるよりは爆発した方がマシだったのだろう。ともかく、しっくり来ないラストです。