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[コメント] サリヴァンの旅(1942/米)

喜劇であった筈の話が、運命の逆転からユーモアの一かけらもない悲劇に転落、それでもオタオタするような演技のできないジョエル・マックリーの大根さのため、「教訓」にすら繋がっていかないし、笑えもしない。マックリーは底辺に生きる人々に真に教えられることがないほど偉いのか?
水那岐

刑務所で楽しみにされるのは、初期ディズニーのごく甘っちょろいドタバタアニメだったが、あの程度のものに涙が出るほど笑ってしまう囚人は幸せそうというより哀れに見えてしまう。時代ゆえ笑いも未発達だったというなら返す言葉はないが、全てのコメディアンにこんな作品が捧げられるなら、お笑いも見下げ果てられたものだと肩をガックリ落とすのみだ。全く救いがない。

(評価:★2)

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