[コメント] 耳に残るは君の歌声(2000/英=仏)
メッセージを終始探っていかねば最後には何も残らない作品。つまり役者の演技を堪能することや余韻に浸って頭を抱え込むことがとっても大切…なのだと勝手に解釈しちゃいました。まぁでも、この邦題についてじーっくり考えてみると…ね。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
実に意味深な邦題。鑑賞後、この邦題について頭を捻ってみるのも楽しいかもしれない。何かしらメッセージを得ることが出来るはず。
確かに皆さんも仰っているとおり、全編を通してパンチ力に欠ける。意図的としか思えない掘り下げの甘さに違和感を感じることもしばしば。これではかなり賛否を分けてしまうはずである。スージーが父親を求める意味、チェーザーがパリに残って家族を守り抜く意味、ローラもまた渡米ようとした意味、そしてダンテが持つプライドの意味など…。
もしかすると、ジョニー・デップがあまりにもおとなしい役柄なのも意図的か。確かに、あの役がデップ以外だとしたら…恐ろしいほど意味の無い人物になっていたかもしれない。
監督さん、正解ですか?
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (0 人) | 投票はまだありません |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。