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[コメント] バンディッツ(2001/米)

ロン毛のブルース・ウィリス出演では珍しく成功な、痛快娯楽ムービー。
Keita

**ネタバレ注意**
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日本では興行的に全く奮っていないし、噂も聞かないので、大して期待はしていなかったが、これは面白い!期待していなかった分、満足度が異様に高いです。見終わった後は爽快な気分でした。2時間4分という短くはない上映時間の中に見所たっぷり。長さも気にさせない。音楽や美術的にも古き良きアメリカって感じがして気分が和みます。爆笑コメディではないけど、地味に笑わせて、痛快犯罪劇という言葉がピッタリとはまる。主人公2人のコンビにすごく味があるし、中盤のケイトの台詞、「どっちも捨てられない。2人でひとつだから。」の通り。一緒にいてこそなので、離すことは出来ない。その台詞からは見ればケイトは嫌な女かもしれないが、主人公コンビの良さを考えると自分も彼女と同じ想いで、嫌な女と感じさせられなかった。ラストシーンもキャラクター性を考えると驚きというよりもニヤリと笑ってしまった。キャラクターの個性を生かしたラストが象徴する通り、この映画はキャラの良さが際立っていた。

 俳優では、ビリー・ボブ・ソーントン面白すぎ。常に病気を気にして、それについておかしな事ばかり言ってるのがかなりおかしいし、表情とかも良い。ケイト・ブランシェットもイメージが今までとは違っていたが、そこで新たな魅力を発見できて良かったと思う。この映画はブルース・ウィリスが髪の長い作品では珍しく面白い。

(評価:★4)

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このコメントを気に入った人達 (3 人)mimiうさぎ[*] peacefullife[*] アルシュ[*]

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