熱演といえば、ミセス・ベネット(アリソン・ステッドマン）か。あ〜、おるおるこんなお母さん。彼女を見てるこっちの体温が上がるような気がした。

おはねちゃんのエリザベス(ジェニファー・エイル)は、ミスター・ダーシー(コリン・ファース)のプロポーズをにべもなくはねつけてしまい、ちょっぴり後味の悪い思いを抱えているとき、伯父夫婦と、散歩がてら訪ねた彼のお屋敷を見てポォ〜っとなり、いよいよ心がゆれ始めるのがかわいい。こやつ．．．正直すぎ。

コリンといえば、挙動不審というか、笑ってるようなないような(赤面するじゃないかッ)、目と口の演技が、私にはなんともこそばゆくて仕方がなかったが、それだけに、プロポーズの場面は素晴らしく、生身のコリン、おっと、ミスター・ダーシーの質感が際立っていた(モミアゲも好きだな)。

ふ〜む．．．。あのプロポーズ場面には、ちょっと分かりにくいやり取りがあるんだ。もう一回観てみるか．．．。