しかしこれほどこのサイトを有意義と感じることはない。映画評論は数多あれど、ここまで「オチ」を堂々と（いやごく密やかにではあるが）レビューという形で取り上げ、作品全体を評することのできる場は全くと言っていい程ないし、そもそもあり得ないものなのだ。

ここは本当に稀有な形で存在している。サイトの質・実用性も高いし、「見ていない人」への配慮も行き届いてるしね。利用者のマナーがいいというのもあるでしょうが。

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肝心の「ネタ」についてですが…これは言及しなければしない程「これから見る人」にとって有意義である、としか言い様がないと思います。この類の「ネタ」は得てしてそういうものなのだらうね。

例えば

物凄く気に入った映画があって、友人に「とてもよかったから絶対に見た方がいい！」と勧めたとする。その友人は必ず「とてもよかった」と思ってそれを見るので、何も聞かないで見た時よりも「よかった」と思える度合いが確実に低くなるってわけです。その反対も然り。

良きにせよ悪しきにせよ、「言わぬが花」ということなんでせうかねー。